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ニコチンについて

ニコチン (nicotine) はアルカロイドの一種で、揮発性がある無色の油状液体です。(化学式C10H14N2)
主にタバコの葉に含まれ、先進国においては喫煙によって摂取され、最も身近な依存性薬物の一種。神経毒性が非常に強い猛毒です。
「ニコチン」の名前は、1550年にタバコ種をパリに持ち帰ったフランスの駐ポルトガル大使ジャン・ニコ(Jean Nicot)に由来します。

喫煙には依存性がありますが、その依存性の原因の第一にニコチンがあげられます。ニコチンには明らかな依存性があることが知られています。

禁煙

ニコチンは、主に中枢神経および末梢に存在するニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)に作用することで、薬理作用を表すと考えられています。nAChR は中枢神経に広範囲に分布しているため、ニコチンは脳の広い範囲に影響を与えます。
特に依存性の形成に関与する部位として中脳辺縁系のドパミン神経系が挙げられ、この依存性の形成メカニズムは、他の依存性薬物(コカイン、ヘロイン、アンフェタミンなど)と同じです。

中毒性があって、通常量で頭痛・心臓障害・不眠・苛立ちを感じるなどの症状、過量投与では嘔吐、振戦、痙攣、死亡を起こします。

* 人体に対する中毒量は 1-4 mg
* 致死量は成人で 50-60 mg、子供の場合 10-20 mg
* 「毒物及び劇物取締法」に指定された毒物

☆タバコの誤食・誤飲によるニコチン中毒では、軽症では嘔気や、脈拍上昇・呼吸促迫などの刺激・興奮症状、重くなると徐脈・痙攣・意識障害・呼吸麻痺などの抑制症状が見られます。
乳幼児ではタバコ1本で、成人は2本で致死量に達します。


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